最新記事:THE Uncertain Trade Hunter
僕が初めてキャパクラに行ったのは、この会社に入った新人の頃に、上司に連れられてでした。
その上司は常連だったようで、上司が店に入るや否や複数の女性が寄って来たのです。
「最近こなかったねぇ」
「待ってたのにぃ」
といじらしい顔で、僕が女性から一度も言われないような言葉が次々と出てくるのです。
僕は女性経験が少なくもとない男でしたので、自分をもてはやしてくれるキャパクラにはまってしまいました。
女性が甘い言葉をかけてくれるのは、たとえ営業だとわかっていても、それがたまらなく嬉しかったのです。